形ある物は無くなってしまう。
この世に永遠という物は無い。朽ちていく姿。
それもまた何故か心惹かれる。
路地裏を探検すると一軒の廃屋。
かつて土蔵だったのか。
白壁があるし、その上に張った板も見える。
でも、それらが剥がれて中の土壁がむき出し。
その先を歩くと、同じような廃屋の取り壊し作業をやっていた。
この廃屋もいずれなくなるのだろう。
そうやって昔の建物が次々と消えていく。
新しい家が建つと、そこに何があったのかが思い出せない。
消える前にまた訪れよう。
写真を撮るということは記録を残すという行為でもあるから。
0 件のコメント:
コメントを投稿