独り言、三日目。
政治批判でも繰り広げようかとも思ったが、
写真家さんなので写真に纏わる話をしよう。
わかりやすいところでカメラの話。
写真家ゆえにカメラの購入で相談されることも多々ある。
独断と偏見に満ちた私の意見を述べる。
まずプロで写真を撮っている中には紐付けのカメラマンが沢山いる。
つまり、宣伝を期待してカメラ機材の無償提供を受けたり優遇されてる方々だ。
その方々は、大人の事情でカメラの良い所ばかりをレビューするので参考にならない。
私は幸い、どこのメーカーとも特別な関係が無いので自由な発言が出来る。
単刀直入に言おう。2020年始まりの時点ではソニー、一択である。
フィルム時代はニコン。デジタルからはキャノンユーザーであった我が輩。
今では普段使いのカメラは圧倒的にソニーになってしまっている。
誤解の無いよう、あくまで私の場合はと付け加えておく。
ミラーレスを使い始め、その便利さに慣れてしまったのだ。
また最大の利点はアダプターを介してあらゆるレンズをつけられることにある。
レンズ資産の有効活用が出来る。眠っていたレンズよ再び。である。
(レンズについては話があり過ぎるので、そのうちいずれ)
ソニー機にも色々あるが、Rがつく高画素機は私には必要がない。
2000万画素あれば十分。高画素機で撮って後でトリミングなんて邪道。
現場で確実にフレーミングしてノートリミングが基本だと思っている。
高画素機の活用の場は広告写真であろう。
私は現在広告の仕事をやっていないので必要としない。
一般の方においても必要が無いと断言する。
無理して高価なカメラを買わなくて良し。
色々なメーカーのフォローもしておこう。それぞれにカメラの良さがあるので。
オリンパス・・・私のお散歩カメラ。小さくて持ち運びに便利なので、気軽に持ち出せる。手ぶれ補正が強力で三脚いらず。小型のイメージセンサーなのでCマウントのシネレンズを使える。ライブコンポジット機能は秀逸。ライフワークであるヒメボタルの撮影にも毎年活躍してもらっている。
キャノン、ニコン・・・キャノンはマーケティングが上手い。カメラの技術は小出し。一長一短の機材なので、被写体によって数台を使い分けることになる。仕事の時はキャノン。安心感がある。ニコンはデジタルになってから一度も使った事が無いのでノーコメント。どちらもミラーレスに参入したがデザインが共に私の好みではない。特に軍艦部。よって全く欲しいと思わない。
ペンタックス・・・以前メーカーからK-1を借りて使わせてもらったが、画質については当時ダントツの一番。カメラの造り、レンズの造りにも緻密さを感じた。当時はキャノンメインだったが、本気で乗り換えようと思ったくらい。但し難点がひとつ。フランジバックが大きくオールドレンズをつけるのが困難。レンズコレクターの私は泣く泣く導入を諦めた。
富士フィルム・・・X-T1を所有。評判通り写りが良い。吐き出す絵は文句が無いのだが、残念ながら手ぶれ補正がボディについていない。またフォーマットがフルサイズでなくAPS-Cなのもボケにこだわる私にとっては少し不満だったりする。それでも時々気分で連れ出したりもしている。操作ダイヤルは硬い。
パナソニック・・・コンパクトデジカメで昔はよく使っていた。中間トーンからハイライトにかけての粘りがなかなか優秀でスナップで活躍。マイクロフォーサーズなのでオリンパスのレンズが使えるので所有してるが、オリンパスにお株を奪われて出番がない。動画向き。
ライカ・・・論外。カメラもレンズも馬鹿高い。感覚がおかしい。ありえない。実際に使った事がないので知らないだけかもしれないし、知らない方が良いのかもしれない。ライカで撮影された作例を見ても心に響いた事がない。それでもレンズはなぜか一本だけ持っていたりする。
#nikon20mm
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