2020年1月14日火曜日
[ライカで海を撮る] Summarit
ライカのレンズ、Summarit 50mm f1.5 これ一本だけカメラにつけて海を撮りに行った。
冬枯れの風景ばかりを撮っていたので、気が滅入ってたので気分転換である。
昨日はいい天気。まさに撮影日和。
でも冬だし、海岸は風が吹きっさらしなので寒い。
海を眺めるとウインドサーフィンが行ったり来たり。
海らしい有り難い被写体。
波打ち際まで来ると冷たい風がビュービュー。
何枚かシャッター切ったら、さっさと帰ろう。
と思ってたが、写欲のほうが勝った。
寒い中で何時間も粘った。
Summarit 50mm f1.5
ライカのレンズは高価だから買うなと前記事に書いたけど、
実は所有しているずるい人である。(中古で安かった)
レンズの説明は端折るつもりだったが、
もし、何も知らない方がたまたまこれを読んでたら
なんのこっちゃとなるので、ざっくり説明を入れておく。
単焦点レンズ。
オートフォーカスも手ぶれ機能も無し。
電子接点も無し。全てマニュアル操作。
ライカのカメラじゃなくてもミラーレスで使える。
描写は柔らかい。フレアがよく出る。
写真がある程度撮れるようになった人だと
たいていの場合、風景を撮る時に絞りを絞る。f8とかf11とか。
そして奥も手前もかっちりピントが合うようにする。
間違いじゃないけど、そればっかだと面白くない。
このズマリット含めてオールドレンズは開放描写が楽しい。
今回も解放値f1.5縛りで撮影。シャッタースピードは1/8000
スピードが速いウインドサーフィンをしっかり止めて撮れる。
ただ、太陽が当たってる部分はフワッと滲む。
この滲みをピントが甘く見えるから嫌だという人もいる。
私はこの滲みこそが味なので大好きだ。
その滲みを活かしてヒメボタルの撮影にも時々使っている。
また玉ボケにも特徴があり背景の周辺部がまん丸でなくオニギリ型になったりする。
それもまた面白いので、いつかまた紹介しよう。
今回はレンズ紹介という形でブログを書いたが、
当ブログをレンズレビューという形式にするつもりはない。
オールドレンズについてはもう既に沢山の方々が語っておられることだし。
それらの一部は本当に為になる。が、大部分は素人によるなんちゃって記事ばかり。
だから、レンズというものは実際に自分で使ってみないとわからない。
莫大な所有レンズの中から、撮影のお供にどれにするかを選ぶのも楽しい。
防湿庫の中で眠り続けてるコもいれば、頻繁に駆り出されるコまで色々。
レンズの特徴を活かすこともあるが、一番大きいのはその日の気分である。
自分に合ったレンズをカメラにつけているとテンションが上がる。
それが功を奏していい写真が撮れることだってある。
だから、レンズって大事。いいレンズと巡り会いますように。
Good luck!!!
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