すると、タンポポの綿毛みたいな白いフワフワの群生。
なんじゃ、こりゃ?と、興味津々。そして撮影。
公園なので、ご丁寧にプレートが地面に刺さっていて、
「ホウキボウキ」と書かれてあった。
家に戻って、ネットで検索。
そしたら、何も出てこない。おかしい。相当珍しい植物なのか?
あっさり解決するはずだった事が、謎は深まる。
「ホウキボウキ」と書かれてたプレートをメモで撮影もした。
撮影データにも「ホウキボウキ」と書き込んだ。
でも、メモ画像は消去。確認する術は無い。
気になって眠れない。
そこで、あらためて公園のその場所に再訪。
迷路のような散策路なので、途中迷いながらも、なんとか現場に到着。
あった、あった。タンポポ綿毛もどきが広がる一帯。
そこで私が見た物は・・・
「コウヤボウキ」と書かれたプレート
ん?「ホウキボウキ」でなく「コウヤボウキ」
私が勘違いして読んでしまっていたのか?
プレートをじっくりと眺める。更にまたプレートに顔を近づける。
「ホ」の部分と「キ」の部分。修正されたペイントの形跡。
私の記憶の無実が証明された瞬間であった。
単に公園管理の人が間違えてたというオチ。
恐らく、これまでにそこを訪れた沢山の人々は「ホウキボウキ」と憶えてしまって、生涯過ごし続けるに違いない。間違えた人の責任は重大だ。私も罠にかかるところであった。
正しいのは「コウヤボウキ」
頭の中ではまだ「ホウキボウキ」が存在している。だって初めて知る植物だったから、しっかり憶えようとして私の脳のシナプスに「ホウキボウキ」がリフレインしているから。
今後は「コウヤボウキ、コウヤボウキ・・・」と毎日十回唱えて、頭に叩き込もう。
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