昨日、撮影した藤の花。
藤の花と言えば、藤棚をイメージする。
でも、そのイメージがあってか、どれも皆右へならえでつまらない。
人と同じものを撮りたくない。
唯一無二の写真。それが俺流。
藤の花の中に光のラインを見つけた。
その光の流れを撮る。
被写体は藤の花だが、自分が撮りたかったのは光だったのかも。
簡単に撮ってるように見えるかもしれないが、かなり細かい部分に気を配って撮っている。それは藤の花の細い黄緑の花柄の部分は一切入らないようなアングルを探って撮っている。1ミリでも黄緑が見えたら、自分の負け。という昨日の自分ルール。
それにしても、昨日は暴風。風がビュービュー吹く中で、風と風の合間を待って撮ってるので、光のバランスが崩れやすい。粘って撮ってるうちにこの光の流れはすぐに崩れてなくなった。そんな一期一会のカット。撮れるか撮れないか、ゲーム感覚で撮影を楽しむ。
家の裏に自生してるので、藤棚でないところも気に入ってる。藤棚だと人の手が入って棚の上が四角い形で鉄筋が見えてたりしてゲンナリする。野生で生えてるものは、まばらに点々と生えてるのでヒキでは絵にならない。なのでクローズアップで撮る。
さて、また今日も裏山で撮るとするか。
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