2020年6月1日月曜日

[やっと一匹飛んだ] アサヒカメラ休刊によせて



連日連夜ヒメボタル撮影

連日森出勤につき疲労蓄積の加藤文雄である。今日はまた森やヒメボタルについて語ろうと考えていたが、何気にネットニュースで見た記事が目に止まった。アサヒカメラ休刊。月刊カメラマンに続き、またもやカメラ雑誌休刊だ。

アサヒカメラの思い出。かなり昔に作品を売り込みに行った記憶がある。しかし応対に当たったスタッフが下っ端のスタッフで、上の者が取材で不在なので私が渡した資料を渡して後で連絡する。とだけ。対応が横柄で、その後の連絡もなく、アサヒカメラには良い印象がない。上から目線で感じが悪くて、その後もこの雑誌社とは仕事はしたくないと思った。なので以降、この雑誌と縁が無いまま終わった。仕事と言えど、ご縁なので、元々この雑誌とは縁が無かったということだ。そんなもんだ。

アサヒカメラと言えば、日本カメラと並び二大誌であり、その下に色々なカメラ雑誌が存在する。日本カメラはとても対応が良く、以前お仕事をさせてもらった。日本カメラは高校生時代に購読していた雑誌で、それにより独学で写真を学んだ。写真学校やスクールは今まで一切行った事が無い。書棚には「○○の撮り方」シリーズがズラリ。小遣いで一冊づつ買い揃えていった。まさに私の師匠に代わる存在であったと言える。そこからお仕事をさせて頂いた時は感慨深いものがあり、そこで仕事を頂くまでになった自分の成長に自己満足したものだ。だからカメラ雑誌の老舗である日本カメラには今後も頑張ってもらいたい。また何度かお仕事頂いたデジタルカメラマガジンにも同じく踏ん張ってもらいたい。アサヒカメラの休刊については自業自得だと思っている。カメラマンとのつきあい方があれじゃあこうなることは目に見えていたと、個人的にはそう思う。それと裏腹に月刊カメラマンの方々にはよくしてもらったので、休刊となったのはほんとに残念である。

カメラ業界は全体が疲弊してる感じがする。前にも書いたが私のような下流国民はカメラやレンズは買ってはいけない。その考えは今も変わらない。買わないのではなく買えないというのが正しいかもしれない。多くの写真家さんも苦労されてるんじゃないかな。私自身は雑草のような生き方をしてるので細々と何とか続けていけてるけれど、この度のコロナで淘汰される写真家さんもいるだろうね。業界そのものが危機に瀕してると思う。

・・・嗚呼、こうやって書いていたら、昼食のラーメンがのびてしまった。汁がなくなり麺のボリュームがアップした感じに見えて得した気分。収入がガクンと落ちたから毎食インスタントラーメンで凌ぐ。食に関してはこれでいい。毎食インスタントラーメンでも飽きない。いや、ちょっと飽きた。今後この世の中がどうなるのか。先行き不安な時代で暗くなってる人も多いことであろう。私は至ってマイペース。そして、また今夜もヒメボタルの撮影に向かう。


本日のまとめ・・・カメラ雑誌悲喜交々


*今回の写真について何も書いてないので、ちょこっと添えると、前回前々回と、粘って定点撮影していた場所。やっとヒメボタル一匹だけが写っていた。黄色い小さな粒な光が複数写ってるのだけど、これは一匹が描いた光跡。つまり、一晩中かかって、この場所には一匹しか飛ばなかったということ。う~ん、厳しい。森の変化。それについてはまたあらためて書こうと思う。


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