2020年7月9日木曜日

[岩の周りをヒメボタルが舞う] 山奥の更に山奥で撮影



森の中に存在感のある岩があった


昨夜撮影のワンシーン。


昨日は連日雨天が続く撮影場所を離れ別の場所へ移動することにした。ヒメボタルを求めて数十キロ先のとある場所。山を越え、更に山奥へ入る。舗装された道路はどんどん狭くなり、路面もガタガタの山道が続く。誰も来ないような森の奥。


初めての場所なので、手探りで撮影場所を探る。ここは出そう、ここはきっと出る。と、経験に基づき明るいうちにロケハン。アングルを模索。


森の中で興味深い場所を発見。奥に趣のある岩。存在感に溢れていてシブイ。良し、これだ。1台ここにカメラをセット。他にも4地点にカメラを設置。


レンズを向けたところに飛ぶかどうかはヒメボタル次第。


日が暮れる。どんどん薄暗くなり、つるべ落としに真っ暗になった。宵の口にキラリがない。闇夜が続く。一向に光る気配がない。今夜はハズレ?


それでも諦めずに粘る。一旦、車に戻って休憩してると森から1匹のヒメが道を横切った。いた。この森にはヒメがいる。急いでまた森へ。真っ暗のままであったが、一匹出てきたのだから他にもいるはずである。


しばらくするとポツリ、ポツリ。僅かな数だけれど、発光が見えた。この森にはヒメボタルが間違いなく棲息している。粘って森にセットしたカメラ5台のうちの1台に張り付いて撮影続行。するとパラパラという音。おやおや、また雨か。ヤバイ。カメラ5台をそれぞれ離れた箇所にセットしてる。カバーをかけてないので早く回収しなければ。


撮影を終了し、ひとつひとつ順番に回収。最後の5台目を回収する頃には本降りになっていた。カメラもずぶ濡れ状態。車に戻ると豪雨に。


機材を拭いた後に5台のカメラの画像チェック。数は少ないものの全てのカメラにヒメの光が写っていた。ハズレ無し。バッチリ。


とりあえず、その中の1カットを編集してアップしておく。うん、いい感じ。



本日のまとめ・・・山奥の初めての場所で撮影成功


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