石鎚登山・・・後編。
登りがあれば下りがある。山を下らねばならぬのだ。水は山頂で飲み干した。水無しで後を過ごさねばらない。
下りだから楽勝。と思いきや急斜面だから足を突っ張りながら下っていった。汗は出る出る。喉は渇く。でも水は無い。水がないのがこんなにツラいなんて。
両脇に生えてる笹の葉。この笹の葉にミストが当たって露になった部分を舐める。あっちも舐め舐め。こっちも舐め舐め。変な人である。
嗚呼、水が欲しい。
早く下山したい。のに、足が攣った。やばいやばい。休憩する。何度も休憩した。中腹に差し掛かった時に霧が立ち込め雨が降り出した。
山道の脇に仰向けにぶっ倒れて天を仰ぐ。霧に包まれた森。なんて綺麗なんだろう。カメラを取り出してパチリ。これが天国なんだろうな。と天国気分に浸る。しばらく呆然。
雨が顔に当たって、おかげで身が引き締まった。また下山へ歩を進める。時々笹の葉を舐め舐め。なんとか喉の渇きを騙し騙し、誤魔化しながら無事に下山。
嗚呼、しんどかった。
今回のまとめ・・・
●水は大事
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